2026-08-16 時点。右の2つが要点です — 1000兆回の計算をめぐる争いが、たった1ステップだけの計算し直しで決着します。
他の人による確認
丸ごと、もう一度
正直な実行はビット単位で一致します。同じグループの2台に同じジョブを与えれば、指紋(計算結果から作る短い符号)は完全に同じになります。 似ている、ではなく、同じです。だから再検証に許容範囲も判断も要りません — 一致するか、しないか、それだけです。 不一致が手に入れるのは証拠であり、申し立てはそこから組み立てます。
判定がどこで下るのかを見る →グループをまたいだ指紋の違いは当然であり、何も証明しません。再検証が同じグループの中でのみ意味を持つのはこのためです。
検証コスト
主張は10¹⁵回。裁定は10⁷回。
自動検査はほぼ無料ですが、証明できることは僅かです。完全な再実行はすべてを証明しますが、元の実行より高くつきます。 そして最後の裁定 — 全ノードが行う部分 — は主張の8桁下です。委員会なしで争いを裁けるのは、この比のおかげです。
再検証できるものを見る →| 工程 | 実行するのは | コスト | 証明できること |
|---|---|---|---|
| 自動チェック | 全ノード | ごく僅か | 形式・トークン数・署名・期限 |
| 完全な再実行 | 保証金を預けたあなた | ≥ 2× | 主張どおりにモデルが動いたこと |
| 1ステップだけの計算し直し | 全ノード | 10⁵〜10⁷ 回 | どちらが正しいか — 資金が動くのはここだけ |
| 主張そのもの | — | 10¹⁵ 回 | 検証されるまでは、何も |
1ステップだけの計算し直しは整数演算だけで行うため、どんなハードでも完全に同じ結果になります(GPUもモデルも不要)。 クラスごとの実測コストはまだ測っていませんのため、金額は表示していません。
再検証マーケット
いま再検証できるもの
自動チェックを通り、くじ引きで選ばれた実行記録が、報酬・必要保証金・計算量とともにここに並びます。 お手本の問題は常時公開で、自分のPCがそのグループに属することを証明する手段です。
チェーン上の Receipt はまだ0件です。 判定経路がブロック検証に接続されていないため、1件も発行されていません。
このページは同じホストの data/jobs.json を読むだけなので、ノードが発行を始めた瞬間に一覧が埋まります。
しくみ
証拠はここで。判定はノードで。
この分離が設計の核心です。誰かの保証金を奪えるウェブサイトは、攻撃する価値のあるウェブサイトになってしまいます。だから、できないようにしてあります。
このサイト・再検証する人
証拠を見つける。 計算を実行し、指紋を比べ、見たままを公開します。誰の保証金に対する権限も持たず、ここで不一致が出たこと自体は判決ではありません。
フルノード
客観的に裁定する。 食い違った1ステップを、どのPCでも同一の結果になる整数演算で計算し直します。保証金を動かすのはその計算であって、このサイトではありません。
そしてもう一つ
普段どおりLLMを使いながら、採掘できます。
MISAKAが採掘に使うのはパズルではなく、実際に使えるモデルファイルです(Qwen3.5-2B、本番は35B 設定一式)。 固定した llama.cpp ビルドの上で動いているので、チャットにも要約にもコード生成にも使えます。 同じマシン・同じ実行環境のまま採掘も続きます。電力が二度働くということです。
それがどう成り立つのか →カバレッジ
一致した再検証にも、価値があります
一致した再検証は無駄になりません。独立した多数のPCにわたって積み上がると、 そのPCグループが本当に同じ答えを出すのか、そのマイナーは信頼できるのか、実行環境更新が黙って再現性を壊していないかが分かります。 どれも合意形成に触れる必要がありません。
| クラス | 他の人による確認 | 一致 | 矛盾 | 状態 |
|---|
| マイナー | Receipt | 再検証済み | カバレッジ | 一致 | 反証 | 信頼度 |
|---|
同じ答えが出るPCのグループ
自分のPCを探す
同じモデルでも、GPUとCPUでは末尾の数字がわずかに違います。どちらも間違いではなく、足す順番が違うだけです。 だから再検証は、結果が1バイトも違わないPCの集まりの中でのみ意味を持ちます。 右2列を分けてあるのは意図的で、再検証には同じ構成が要りますが、判定には要りません。
| クラス | モデル | お手本の答え | 再検証 | 1ステップの判定 | 状態 |
|---|---|---|---|---|---|
misaka-palw-lite-fp/apple-metal-arm64/v1 Apple Silicon の Mac・GPU(Metal) |
Qwen3.5-2B Q4_K_M sha256 aaf42c8b… · 1.28 GB |
metal-arm64 4ジョブ |
可 | 可 | 利用可 |
misaka-palw-lite-cpu/aarch64/v1 Apple Silicon の Mac・CPUのみ |
Qwen3.5-2B Q4_K_M 同じファイル・別ビルド=別グループ |
cpu-aarch64 4ジョブ |
可 | 可 | 利用可 |
misaka-palw-lite-cpu/x86_64/v1 Linuxサーバー・Intel / AMD CPU |
Qwen3.5-2B Q4_K_M 4台で一致を確認済み |
未作成 | 準備待ち | 可 | 開通待ち |
palw-fp-per-vendor/apple-metal-arm64/v1 本番用の大きいモデル |
Qwen3.6-35B-A3B Q4_K_M 23.9 GB · RAM 32GB以上 |
未対応 | 不可 | 可 | 本番用 |
CUDA / ROCm NVIDIA / AMD の GPU |
— 実行ごとに足す順番が変わる |
— | 不可 | 可 | 未承認 |
GPUの除外には具体的な理由があります — split-K と atomics により実行ごとに足す順番が変わるため、同じカードでも結果がずれることがあります。 順番を固定し適合テストを通せば、そのハードウェア専用のグループを新設できます。
ひとつのネットワーク、4つの入り口。
言葉のかんたん説明
この8つが分かれば、全部読めます
- 実行記録 receipt
- AIを動かした人が出す記録です。「こういう結果でした、こう計算しました」という申告書にあたります。
- お手本の問題 reference job
- 正解があらかじめ公開されている問題です。実行すれば、自分のPCが同じ答えを出せるかがその場で分かります。
- 指紋 fingerprint
- 計算結果から作る短い符号です。どこか1ビットでも違えば符号が全く変わるので、これを見比べるだけで足ります。
- PCグループ class
- まったく同じ答えを出すPCの集まりです。違うグループ同士を比べても何も言えないので、確認は同じグループの中でだけ行います。
- 保証金 bond
- 先に預けておくお金です。ウソをついたとき、または誤った指摘をしたときに失います。
- 申し立て challenge
- 食い違いを保証金つきで正式に届け出て、ネットワークに決着させてもらう手続きです。
- 1ステップ step
- 計算の最小単位です。とてつもなく大きな計算をめぐる争いも、このうち1つをやり直すだけで決着します。
- 試験運用 Stage 0
- いまの段階です。記録は全部取りますが、支払いも罰則もありません。先に本当の費用を測るための期間です。