ネットワークのしくみ
捨てられない計算を、
採掘にする。
ふつうのプルーフ・オブ・ワークは、二度と誰も読まない数字のために電力を燃やします。 MISAKAは同じ電力で実際に使える言語モデルを動かし、その結果をチェーンに残します。 誰でもそれをやり直して、確かめられます。
何が違うのか
同じ電力。残る結果。
プルーフ・オブ・ワークの安全性は「仕事が本当に高くつく」ことから来ます。 その仕事が無駄である必要はどこにもありません — 偽装が難しく、確認が安ければいいのです。 言語モデルの推論は、その両方を満たします。
| ふつうのPoW | MISAKA(PALW) | |
|---|---|---|
| マシンがやること | 乱数のハッシュを毎秒数十億回 | 実際の言語モデルをトークン単位で実行 |
| 後に残るもの | 何も残らない。ハッシュは捨てられる | 出力と、計算過程の指紋 |
| 誰かが確認できるか | できる — ハッシュ1回で即座に | できる — 再実行、または1ステップだけの計算し直し |
| そのハードは他に使えるか | 専用チップ(ASIC)はそれだけ。他に何もできない | ふつうのMacやサーバー。いま使っているマシンそのもの |
| モデルを自分でも使えるか | — | 使える。ふつうのモデルファイルを、ふつうの実行環境で動かしています |
ここが要点
普段どおりLLMを使いながら、同じマシンで採掘する。
MISAKAが採掘に使うモデルはパズルではありません。Qwen3.5-2B(本番設定一式は35B)を、固定した llama.cpp ビルドで動かしています。 あなたが自分の仕事のために動かすのと同じモデルファイルです。 チャットしても、要約させても、コードを書かせてもいい。マシンは同じ実行環境の上で採掘を続けます。
得られるもの
- モデルは自分のもの。 手元のディスクにあり、ローカルで動き、どこにも何も送らずに答えます。
- 専用ハードが要らない。 Apple Silicon の Mac か、ふつうのCPUのLinuxサーバー。専用チップも借りたGPU農場も要りません。
- 電力が二度働く。 チェーンを守った同じ電力が、読める推論を生んでいます。
- 自分の仕事が検証可能。 採掘した各ブロックには、誰でも(あなた自身でも)再現できる指紋が残ります。
正確に言うと
同時に成り立つ2つのことがあり、混ぜないことが大事です:
- 実行環境とモデルは共有されます。 1台のマシン、1つのモデルファイル、1つのllama.cppビルドを、自分のプロンプトにも採掘にも使えます。
- 採掘するジョブはあなたの質問ではありません。 採掘ジョブはチェーン自身から生成されます。だからネットワークの安全性は、誰かが質問しているかどうかに一切依存しません。
2点目は意図的な設計です。利用者の需要と一緒に安全性が上下するネットワークは、誰も見ていないときに最も弱くなります。
構造
3つの層と、その役割
層ごとに答える問いが違います。分けておくことが、高価な争いを安く裁ける理由です。
メリット
誰にとって、何が良いのか
Macを持っている人
Apple Silicon は指定モデルを快適に動かします。採掘にも、チャットにも、 他人の実行記録の再検証にも、まったく同じビルドを使えます。1回のダウンロードで3つの用途です。
自分のグループを確認 →具体的な数字
接続に必要なものは全部これです
| EVM chain id | 5067595 (0x4d534b) |
| 通貨 | MSK · 18 decimals |
| EVM RPC | http://<node>:8545 · Shanghai |
| 採掘モデル(小設定一式) | Qwen3.5-2B Q4_K_M · 1.28 GB |
| 採掘モデル(本番) | Qwen3.6-35B-A3B Q4_K_M · 23.9 GB |
| ブロック間隔(PALW設定値) | 120 s |
| 実行記録再検証のコスト | ≥ 2× the original run |
| 争いの決着コスト | 10⁵〜10⁷ 回 · integer only · any machine |
| 実際のバリデータ保証金 | 20,000 MSK |
モデルのダイジェスト・ビルド設定一式・グループIDはメインページに一覧しています。指紋が再現できるのは、それらが固定されているからです。